ビザの申請で注意すべきこと

アメリカで長期滞在するためにはビザが必要となります。また、ビザは渡航目的によってそれぞれ種類があります。ちなみに、私の場合は、客員研究員という身分で行きますので交流訪問者 (J-1)ビザになります。
ビザの申請には、申請に必要な書類を準備し、面接を受ける必要があります。以下では、それぞれの注意点について書きます。基本的にはアメリカ大使館のWebサイトに従って、手続きを進めれば大丈夫だと思います。

申請書類の準備

申請書類の準備はビザ申請で最も手間と時間がかかる作業です。以下のアメリカ大使館のWebサイトを参考に必要書類を集めます。
http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-niv-walkin1.html
この中でもDS-2019という書類に注意が必要です。DS-2019(F-1ビザの場合はI-20)は受け入れ先大学から発行される受け入れ証明書のようなもので、発行されるまでに2ヶ月程度かかります。DS-2019が送られてこなくて困る人が多いようです。これは自分ではどうしようもないので、受け入れ先大学から郵送されてくるのを待つしかありません。しかし、あまりにも遅い場合には催促したほうがいいでしょう。他にも必要な書類の数が多いので、不足がないか何度もチェックするようにしましょう。ちなみに、書類をクリアファイルに入れる順番も決められています。指示通りにしましょう。

面接

書類が集まったら、Webサイト上で面接の日時を予約をします。面接の時間は朝一をおすすめします。後ろになればなるほど混みますので。面接官はアメリカ人で、日本語を喋る人もいましたが、基本的には英語での面接となります。面接では以下のような質問をされました。

  • 滞在期間
  • 何を勉強するのか
  • プログラム終了後、アメリカで働くのか(ここは働くと答えてはいけません。)

ここで注意が必要なのは最後の質問です。ここで、働くと答えてはいけません。これは、J-1(F-1)ビザは日本に帰国することが前提のためです。
無事面接が終わると、1〜2週間後程度でビザが郵送されてきます。ビザ申請は、申請書類の準備などでとても時間がかかります。時間に余裕を持ってビザ申請をするようにしましょう。